世界の高齢化事情第6弾!介護大国オランダのご紹介!
皆さまこんにちは!
「世界の高齢化事情のまとめブログ」運営者のりんごです。
今回は、第6弾ということで
「オランダの高齢化事情」について
ご紹介できればと思います。
■オランダの高齢化事情って何?
オランダは、「高齢者の生活の質を向上する」という点から
高齢者向けの住宅の整備を進めている
先進国なのです!
どの国でも高齢化が問題になると
高齢者向けの住宅に対するニーズが高まってきますが
オランダでは、その物的側面だけではなく
内面の需要も満たそうとしているのです!
そんなオランダでも、昔は「施設大国」だったの
ご存知でしたでしょうか。
高齢者施設を多数設置することで
どんどん増えていく高齢者の暮らしを
支えてきたのです。
しかし現在では、根底に「高齢者の尊厳」を設けて
「施設から在宅へ」と転換されて
高齢者向け住宅の利用が、普及されてきているのです。
これは、日本でも置き換えることが可能ではないでしょうか。
日本でも、「施設暮らし」から「在宅介護」へと
徐々にシフトしてきています。
■オランダの研究者ホーベン
1980年代後半の高齢者向け住宅の特色として
①入居者の暮らしを支える機能が 個別に提供されること
②施設に比べて住居面積が格段に広く
「住まいの質」が高いこと
③家族や地域ボランティアなどによる
インフォーマル・ケアのネットワークが、重視されること
などを挙げています。
素敵ですよね!
上記いずれも実現したい項目ではありますが
やはりその中でも、③は格別のように感じます。
高齢者はやはり、「生まれ育った家で最期を迎えたい」と
思う方が大半を占めています。
それを実現するためには ③は必須ではないでしょうか。
■なんと孤立も予防できているオランダ!
私の懸念はどこ吹く風。
実は、もともと社交性の高い国民性であったり
高齢者向け住宅への入居者同士や地域住民との交流など
仕組みがかなり充実しているようなのです。
実際、カフェやバー、美容院といった施設に
車椅子の高齢者が楽しそうに談笑したり
もともとの国民性もあいまって
かなり充実した高齢者ライフを送っていることが
手に取るように伝わってきます。
■オランダ発!認知症の村ホフヴェイ
オランダの首都アムステルダム郊外にあるホフヴェイは
なんと、約152人が住む「認知症の村」なのです!
住人は皆さん認知症の高齢者の方で それ以外は全員、私服姿の住人のような
「介護関連の職員」です。
文化や宗教など7つのテーマにわけられていて
郵便局や美容院、カフェなどもある
1つの街になっているんです。
施設という小さな組織の中で最期を迎えるのではなく
いろんな形で「高齢者の尊厳」を大切にしようという 姿勢が、見えてきますね。
日本でも、日本に合う形で
少しずつ実現させていきたいものです。
オススメサイト
わたくし、りんごは 現在在宅介護で奮闘中です。
オススメ情報サイトはコチラ♪