世界の高齢化事情第5弾!あまり知られていないドイツについて
皆さまこんにちは!
「世界の高齢化事情のまとめブログ」運営者のりんごです。
今回は、第5弾ということで
「ドイツの高齢化事情」について
ご紹介できればと思います。
■ドイツの高齢化事情
あまり知られていなさそうな
ドイツの高齢化事情。
実は、2030年には高齢化率が
日本と同じくらいになるって
ご存知でしたでしょうか。
日本と同じように、平均寿命が伸びていて
かつ、女性の社会進出により
出生率も下がっている状態なのです。
このままでは、国家の存亡が危ぶまれます。
そこで、ドイツ政府はいろいろ手を打ち始めました。
■第1弾!親手当の導入
まず始めに、新しい制度「親手当」を
導入しました。
従来の「養育手当」に代わる、新たな子育て支援制度になります。
ドイツ労働環境勉強なう。短時間正社員や親手当があるらしく魅力的。
— m_mako (@m_mako) 2012年6月16日
いったいどんな制度なのかと言うと
生後間もない子供の世話のため
休職が必要な親のために
その休職期間の収入減を補うものになります。
大きく気になるポイントは
「高所得者にも、受給資格がある」というところ。
しかも、高所得者ほど受給金額が高くなるそう。
一見すると、矛盾しているようなこの制度。
ですが、ある意図があってこのようにしているようです。
それは、「より高学歴の女性に出産を促すため」だそうです。
ドイツでは、高学歴な女性ほど出産しない傾向があり
将来、高い専門技術をもつ人材が不足するのでは?という
懸念があります。
それらを払拭するため、このような制度が生まれました。
■第2弾!手厚い子育て支援
なんと、産休中は100%所得保障をしてくれるのです。
日本は60%なのに対して
相当手厚い保障ですよね。
また、育児休業給付金も児童手当も、日本より高額。
まさに至れり尽くせりに感じてしまいますね。
■それでもはびこる問題とは?
実は、ドイツ人女性はお金よりも
託児所などのサービスの充実を、必要としているのです。
実際に子育てと仕事を両立している女性の声でも
子供を預かってくれる、手ごろな託児所サービスを探すのが
大変という。
ドイツではライプチヒという町の3人の母親たちが、「託児所に空きが見つからず、子どもを預けることができなかったために、仕事をする機会を奪われ、経済損害を受けた」として、地方自治体を相手取って損害賠償を求める裁判を起こしていた。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) 2016年10月24日
なので、実際は仕事の間子供をみてくれる両親がいることが
キーポイントになってくるのだそう。
いろいろ課題は多いようですが
「親手当」を普及させると
女性はなかなか職場復帰しないのでは?
と思うのは、私だけでしょうか…。
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