世界の高齢化事情のまとめブログ。社会問題や介護状況など盛りだくさんです。

日本だけでなく世界中の高齢化する現状をまとめました。さらに紐づく社会問題や介護状況なども交えて、情報を配信していきたいと思います。

世界の高齢化事情第2弾!福祉国家スウェーデンのご紹介!

皆さまこんにちは!

「世界の高齢化事情のまとめブログ」運営者のりんごです。
今回は、第2弾ということで
スウェーデンの高齢化事情」について
ご紹介できればと思います。

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■福祉といえばスウェーデン

「介護先進国」「福祉国家
こう聞いた時に、真っ先に出てくる国って
スウェーデンじゃないでしょうか?

 

「高い税金を支払うけど
手厚い社会福祉制度を利用できる」
とか
「寝たきり老人がいない」 とか。
いろんな情報を見聞きしますよね。

 

確かに、日本の社会保障制度が
年金と医療を軸としているのに対して
スウェーデン社会保障制度は
介護手当てや家族支援、住宅手当と
幅広いサービスを提供しています。

 

高齢者に関連するサービスだけでなく
子育て支援や再就職支援なども含むことで
より幅広い年齢層が、社会保障制度のメリットを
実感しやすくなっているのです。

■高い税金やその他負担って大丈夫なの?

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すっごい手厚い保障制度があることはわかったのですが。。
正直、高い税金ってなるべく支払いたくないというのが
本音ですよね。

 

この点についてスウェーデン国民は
「自分が困った時に手厚い社会福祉を受けられる」
しっかり恩恵を受けていることを
実感しているからだそう。

■意外と課題も多い!!

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例えば、不況による失業率の高止まり。
ちょっと難しい話になりますが
失業率が高まり失業保険などの社会保障にかかる費用がかさんで
歳出が増えてしまうんです。

 

さらに、スウェーデンも高齢化していきます。
将来的には、スウェーデン国民の4人に1人が年金を受け取るとも。
歳出が増え続けてしまうと
スウェーデン財政が圧迫されてしまいます。

 

それでも、先ほどのような高福祉を実現しようとすると
国民には、より一層の負担を強いることになるんです。

 

その他にも、スウェーデンならではの問題が。
スウェーデンでは、基本的に医療費がタダなんです。
なので、誰でも診察に来れるという。

 

医師の数にも限界があるので、最近では
診察をうけるのに3日も待たされたということも
あるそう。

 

これ、大変ですよね。
高齢者のたまり場のようになりつつあるそうですが
本当に具合が悪かったり、早く診てほしかったのに
手遅れになることもあるわけなんです。

 

 

スウェーデンの制度をそのまま日本に反映させるのは
いろいろと難しいことがわかりました。
また、良い面もあればそうでない面もある。

 

やはり、国や制度に頼るのではなく
民間単位で、できる限りのことを
進めていきたいですね。

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