世界の高齢化事情第3弾!陽気な国イタリアのご紹介!
皆さまこんにちは!
「世界の高齢化事情のまとめブログ」運営者のりんごです。
今回は、第3弾ということで
「イタリアの高齢化事情」について
ご紹介できればと思います。
意外や意外!?イタリアの高齢化現状
皆さん、「イタリア」と聞いたら
何を思い浮かべますか?
職人の技が光る、伝統工芸品?
シンプルなピッツァ・マルゲリータ?
それとも、おしゃれにローマの休日??
ちょっと華やかなイメージがありますよね。
歌と音楽の街といった感じでしょうか。
ところが、イタリアはなんと
世界第3位の高齢国となっているのです!
(1位は日本、2位はドイツ)
14歳以下の人口割合は12.6%。日本と同様に少子高齢化が問題化しているイタリア(13.7%)やドイツ(12.9%)を下回り、世界最低の水準まで低下している、と→75歳以上人口、子ども上回る 15年国勢調査確定値 :日本経済新聞 https://t.co/YnCjRxkMjE
— Shoko Egawa (@amneris84) 2016年10月27日
65歳以上の高齢者の割合は
2059年には 30.9%になり
高齢化のスピードは、格段に進むことになるのです。
あわせて、男性の平均寿命も、75.1歳から80.2歳に
女性の平均寿命も、81.6歳から84.9歳に
上昇していきます。
どこの国も、女性の方が長生きなのですね。
課題その1
数ある課題のうち、大きく1つ目は
「若年層が被る被害の影響」です。
不況時には、なんと、若年層の失業率が
42パーセントにものぼるそう!
なので、イタリアの30歳未満の成人のほとんどが
親と同居しているという実態なのです。
そうなると、購買意欲も低下しますし
結婚しても子育ての経済的負担に耐え切れないので
出生率も低下していきます。
これが続くと、将来の国の運営にも影響があるので
もしかしたら… なんてことも、起きるかも知れません。
課題その2
イタリアの保険医療費は縮小しており
経済危機以前を、下回るレベルにまでなっています。
また、介護士は増加している海外からの移民が
90%を占めており、そのほとんどが
非正規労働なのです。
この未曾有の高齢化に向けて
介護士の数を増やしていかなければいけないのはもちろん
介護サービスの質も上げていかなければなりません。
医療体制・介護体制の整備が、急務となっています。
その表向きとは裏腹に
なにかと課題が多い国、イタリア。
早く手を打たないと、大変なことになるかも知れません。
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